【腰痛、坐骨神経痛】朝起きた時、座っているときに出る強い痛み

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江東区東陽町在住 60代男性 会社員  

ご来院までの経緯

3ヵ月前からお尻からふともも、ふくらはぎにかけて、痛みや、シビレが出る。

今までも同じような痛みがたまに出ることがあったが、今回程辛くなかった。

痛みが強いときは顔をしかめてしまう程の痛みが出る。

運動を毎日しているが、大会の後、特に痛みが強くなった。

病院に行ったら脊柱管狭窄症と言われた。

考えられる原因

①脊柱管狭窄症によって生じるお尻からふくらはぎにかけての痛みやシビレ

今回の患者さんは、病院に行ってレントゲンとMRIを撮ってもらい脊柱管狭窄症とお医者さんから言われています。

症状はお尻からふくらはぎにかけての痛みやシビレです。

症状の出方も脊柱管が狭くなることで神経を圧迫してしまうことで良くでる症状です。

その他、問診や検査を行った結果としても脊柱管狭窄症が関係していると考えられました。

②筋肉の緊張からくる痛みの増幅

脊柱管狭窄を始め、骨が原因で強い痛みやシビレが出ることがあるのですが、その強い痛みの原因には骨だけではなく、筋肉の緊張が多くかかわっている場合があります。

筋肉は痛みに対して防御反応により、筋肉を緊張させて体を守ろうとする特徴があります。

骨が原因で痛みを生じ始めた後、その痛みに周辺の筋肉が反応して緊張を強めます。

そうなると今後はその緊張した筋肉が痛みを出すようになります。

結果として、骨が原因による痛みと、緊張した筋肉が原因による痛みが合わさって強い痛みを引き起こしてしまうことがあります。

今回の患者さんも検査をすると腰からお尻周辺の筋肉に硬く緊張してしまっている筋肉が多くあったため、筋肉の緊張からくる痛みも考えられました。

③運動による痛みの悪化

今回いらした患者さんは健康のために積極的に運動をされていました。

ランニングにヨガ、自転車などを定期的に、それも時には体を追い込むようなやり方で行われていました。

運動は確かに健康にとっても良い面も多くあります。

しかし、その人にとって負担が強い動き、運動量になってしまうと体を痛めることに繋がってしまいます。

運動を頑張った翌日、もしくは数日後に痛みの悪化がみられたので今回の患者さんも運動による負担が痛みに繋がっていることが考えられました。

施術経過

施術の方針として、痛みに繋がる筋肉の緊張をできるだけとることと、日常生活でできるだけ痛みに繋がるような体の使い方を減らしてもらう、ということを意識しました。

起こってしまっている脊柱管狭窄症自体を根本的に治すのには手術しかありません。

しかし、脊柱管狭窄症があったとしても辛い症状が出ていない方も多く、今回の患者さんはお医者さんから手術を勧められていません。

そのために施術では硬く緊張して痛みの増幅に繋がってしまっている筋肉をしっかりゆるめていきました。

また、体にとっても負担になっていると思われる運動もできるだけ抑えてもらいました。

その代わりストレッチや体操を増やしてもらいました。

経過として、3回程施術をすることで痛みの強さはある程度軽減されました。

しかし、その後はしばらく痛みが弱くなったり、強くなったりと不安定な状態がしばらく続きました。

施術のペースとして最初は間隔をあまり空けないで通ってもらい、その後徐々に間隔をあけて通って頂きました。

施術を開始して3ヵ月を過ぎたころから痛みの出方がかなり下がり、ときおり痛みはでるものの、強い痛みはほぼ発生しなくなりました。

施術者コメント

今回の患者さんは病院で狭窄症という診断をされて来院されました。

病院で狭窄症と診断されても、痛みの原因は骨ではなく筋肉というケースも少なくなく、その場合は筋肉をしっかりゆるめてあげれば痛みは改善されます。

しかし、今回の患者さんは筋肉が痛みにもつながっていたのですが、骨の問題が痛みに大きく関係していましました。

そのため、施術と並行して日常生活の改善がとても大切になってきます。

できるだけ痛みが出にくい日常生活をしてもらうことで興奮している神経の状態を落ち着かせるのです。

今回の患者さんには運動をできるだけ控えてもらった他、体操やストレッチを頑張ってやって頂いたお蔭で痛みを改善することができました。

しかし、まだこの先同じような強い痛みがでる可能性がある段階なので、しばらくメンテナンスとして通って頂き様子をみさせてもらいます。