【肩こり】肩こりから肩甲骨付近の痛み、手首までのシビレ

- update更新日 : 2023年08月16日
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江東区東陽町在住 50代男性 会社員

ご来院までの経緯

数年前から肩の痛みがあった。

3カ月前に肩から肘まで痛みが出て、病院で見てもらうとテニス肘と言われ安静にしているように言われた。

それからは安静にしていたが良くなるどころか痛みが強くなり、常に肩から肘、手首にかけて強い痛みが出るようになった

もう一度病院に行きレントゲンを取ってもらうと、首の骨の間が少し狭くなっている、原因はこれかもしれないと言われ薬を出してもらった。

薬を服用するも症状は落ち着かず、あまりにつらいので仕事を一週間休んだが良くならなかった。

少しでも痛みが減らせればと思い来院を決意した。

考えられる原因

①筋肉が硬くなりすぎてしまっている。

病院のレントゲンで首の骨の問題を指摘されていたので検査をいくつか行いました。

検査の結果、首の骨が原因の可能性は低く、筋肉性の痛みの可能性の方が高いようでした。

筋肉が原因の場合、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなりすぎると肩や肘、手首に痛みが飛んでいくことがあるので確認の為に筋肉を押しました。

すると普段痛みを感じている箇所にジーンと痛みが走りました。

肩甲骨周りの筋肉が硬くなりすぎたことにより今回の痛みが出ている可能性が高いと判断しました。 

②持病の影響

持病の影響で血流が悪くなりやすい状態にありました。

筋肉は血液から栄養や酸素を受け取ることで回復することができます。

しかし、持病の影響で血流が悪くなりやすく、筋肉に十分な栄養や酸素が届きにくい状態でした。

栄養や酸素が届かない状態が続いたために筋肉が回復しずらいことにより、今回の痛みを引き起こしているようでした。

施術経過

肩甲骨周りの筋肉をしっかり緩めると、一回目の施術で常に感じていた強い痛みは半分ほどに減りました。二回目の施術で痛みはほとんどなくなり大変喜んでいただけました。

やはり筋肉から痛みが出てきてしまっていたようです。

3回目にいらしていただいた時には一番辛いときよりは楽だが痛みが戻ってきているとのことでした。

筋肉は繰り返し緩めてあげると硬さが戻りにくくなることをお伝えし、仕事で重たいものを支える時間が長く、どうしても肩甲骨や手首に負担をかけてしまうようでしたので部位ごとのストレッチをお伝えしました。

5回目には痛みもぶり返すことなく安定して良い状態が続いてくれていました。

病気の影響でどうしても血流が悪くなりやすく、筋肉が硬くなりやすいので血流を上げる体操を多くお伝えし、メンテナンスをオススメさせていただきました。

施術者コメント

今回の患者さんはお仕事の負担で筋肉が硬くなってしまうというよりは、持病による血流の低下が原因で筋肉が硬くなってしまうようでした。

そのためお仕事が忙しくないときやお休みの日でも筋肉が硬くなってしまい痛みが強く出てしまっていました。

肩甲骨周辺の筋肉をしっかり緩め血流を良くし、普段から体操をしていただき回復力を上げることで症状が改善してくれました。