【腰痛】バレーボールをするといつも気になる腰痛
江東区東陽町在住 50代女性 会社員
ご来院までの経緯
元々慢性腰痛があって気になっていた
ここ3週間程、左腰の痛みが強く、趣味でやっているバレーボールをする度に辛い思いをしている
腰の痛みが辛くてサーブやアタックがまともにできない
考えられる原因
①腰のケアを行わずにバレーボールを頑張りすぎてしまった
今回の患者さんは何年も慢性腰痛をわずらっていました。
1ヵ月前から大会に向けてバレーボールの練習をハードに行っていたようです。
頻繁に気になる慢性腰痛がある方は腰の悪い状態が継続しています。
悪い状態というのは、腰周辺の筋肉が硬くなってしまっている状態です。
悪い状態のまま、スポーツや仕事で座っている時間が長くなるなど、腰に負担のかかることをすることで、筋肉がより硬くなってしまい、痛みが強くなったり、中々痛みが引かなくなってしまうことがあります。
今回の患者さんは練習がハードになっても、軽めの準備体操をするぐらいで、腰の状態を良くするための体操やストレッチは特に行っていなかったようです。
②仕事の中の姿勢
症状として左側の腰にだけに痛みが発生していました。
左側の腰に負担をかけてしまう動きや、体の使い方がないか確認したところ、座っているときはクセで左に傾いている、ということが分かりました。
体の歪みについて検査をしたところ、重度ではありませんが側弯症といって背骨自体が変形により歪んでいました。
側弯症があると背骨が歪んでいるので左右どちらかに傾きやすくなってしまいます。
そのことに気がつかないと、知らず知らずのうちに体が傾くのがクセになってしまいます。
今回の患者さん自分が側弯症という認識はありませんでした。
施術経過
施術で体の状態を確認したところ、左腰周辺の筋肉に強い硬さがありました。
特に痛みが出ている腰方形筋という筋肉と、お尻の横のほうにある小殿筋という筋肉がとても硬さの強い状態でした。
硬い筋肉を中心に繰り返し筋肉をゆるめていく施術を行いました。
施術以外では座っているときに傾かないように注意してもらい、出来る範囲で書類の位置なども変更してもらいました。
また、腰の疲労を軽減させるストレッチや体操をお伝えして、朝、晩の1日2回と、バレーボールをするときの練習開始前にも行ってもらうようにしました。
経過は3回程の施術で痛みが軽減してきて、7回程施術を受けてもらうとバレーボールのときも痛みを気にせずできるようになりました。
施術者コメント
バレーボールなどスポーツをするときに体の痛みが気になってしまう方は多くご来院されます。
特に多いのが腰痛です。
その原因は様々ですが多いのは、腰のケア不足です。
スポーツは体にとって良いことは沢山あるのですが、頑張りすぎると負担になってしまいます。
スポーツによる負担はしっかりケアしてあげることが大切です。
負担というのは年齢をともに回復しにくくなってしまうので、若い時と同じように考えているのは危険です。
長くスポーツをするためにも自分に合った体操やストレッチは必ず行うことをオススメします。