整体では強く押されるほうがいいの?ソフトなほうがいいの?
整体のやり方はお店によって違い、しっかり押す施術をするところから、ソフトな施術をするところまでさまざまです。
「整体に行きたいけど痛いのは嫌」「整体に行ったけど弱い力で何かをされただけで効果がなかった」など色々な話を聞きます。
今回は整体では強く押してもらったほうがいいのか、ソフトな刺激のほうがいいのかについて解説していきます。
なぜ筋肉を押すのか
カラダに発生する肩こり、腰痛をはじめとした痛みの多くは筋肉の硬さに原因があります。
カラダを楽にするためにはその硬い筋肉をゆるめる必要があります。
筋肉をゆるめるにはストレッチをしたり、筋肉をさすったり、様々な方法があります。
その中でも「押す」というのは痛みの原因に繋がる筋肉に対してダイレクトにアプローチできるため効果的に筋肉をゆるめることができます。
整体で強く押される施術について
まず、強く押されるという感じ方についてですが、これはかなり個人差があります。
そもそもどうして強く押されていると感じるのかというとそれは押されたときの「痛み」の感じ方によります。
痛みというのはカラダにとって警報的な役割を果たしてくれています。
カラダのどこかに不調がある場合、「ここが悪いよ」と痛みという方法で教えてくれるのです。
そのため、カラダの状態が悪い人ほど、押すなど外部からの刺激に対して痛みという警報を出しやすいという特徴あります。
カラダの状態が悪い人だとかなり弱い力でも痛みを感じやすく、「強い力で押されている」と感じてしまうことがあります。
整体でソフトな施術はどのようなことをするのか
整体では刺激の少ないソフトな施術もあります。
いくつか例を挙げます。
弱い刺激で筋肉、筋膜を刺激する
強く押される整体は主に親指を使って「グイッ」と押します。
それに対してソフトな整体では手の平などを使って広い面でカラダに弱い刺激をいれたり、カラダを動かしながら弱い刺激を手でいれたりします。
カラダをゆらす
ソフトな施術方法としてカラダをゆらして施術をするという方法もあります。
背骨をユラユラとゆらしながら筋肉の緊張をとっていく方法が代表的なやり方です。
患者さんに動いてもらいながら施術をする
患者さんに症状に応じた体勢をまずとってもらい、ほどよい力を患者さん側に入れてもらうことで筋肉をゆるめて症状の改善をめざす方法です。
強い刺激の整体とソフトな整体、どちらがいいのか
強めの刺激の整体とソフトな刺激の整体どちらがいいのか。
これについてはどちらがいいというのは残念ながらありません。
なぜなら刺激の強い整体でもソフトな刺激の整体でも店舗によってやることは違うからです。
そのため施術の刺激だけで決めるのではなく、店舗の雰囲気、HPに記載していることなどを確認して総合的に判断するのがおススメです。
中にはこういうお店、施術者も
整体のお店は数多くあり、中には「強く押す」「患者さんが痛がる」「効いている」と勘違いしている未熟な施術者もいます。
誰でも未熟な時期はあるのですが、施術を受けていて不快な痛みが強い場合は遠慮せず施術者に「もう少しソフトな施術でお願いできませんか」と確認するようにしましょう。
不快な痛みが強い場合、施術後カラダが痛くなってしまうリスクが高くなります。
また、「もう少しソフトな施術でお願いします」と伝えて嫌な顔をされたら、施術を中止してもらうのを個人的にはおススメします。
まとめ
整体は店舗によってやり方が様々です。
どのやり方があうかは実際に行ってみないと分かりません。
整体院に行くときは施術方法だけではなく、ホームページやポータルサイト、口コミなどを確認して総合的に判断するのがおススメです。