肩こりからくる吐き気、気持ち悪さの原因とその解消法
国民病とも言われる肩こり。
肩こりの自覚症状のある人は人口の約10人に1人といわれています。
ただの肩こりと思ってほっておいている人も多いと思いますが、悪化すると吐き気や、気持ち悪さをともなってしまう場合があります。
今回はそんな気持ち悪さをともなう肩こりについて解消法も合わせて解説していきます。
実際にいらした患者さん
当院にいらした40代女性の患者さんのケースです。
肩こりが酷いからなんとかしてほしいとのことでした。
詳しく状態を聞くと、1週間前に旅行に行ってその帰りの空港で強い気持ち悪さとめまいに襲われたそうです。
その日は朝からなんとなく気分がすぐれず、空港に着くと悪化。
立っていることもしんどくなってしまい急遽タクシーを使って病院へ。
病院で検査をしても原因が分からず、1日入院してお医者さんから原因は「肩こり」と告げられたそうです。
帰宅後も数日家で安静にして状態が少し良くなってきたタイミングでの来院でした。
当院で施術を3回程行うと吐き気や気持ち悪さは全くなくなりました。
患者さんご本人も強い吐き気と気持ち悪さの原因が肩こりだったことにたいして非常に驚かれていました。
肩こりが吐き気につながってしまう原因
肩こりが吐き気、気持ち悪さにつながってしまう原因はいくつかあります。
自律神経の乱れ
強い肩こりがある状態だと、カラダは常に力が入った緊張状態です。
そのような緊張状態によるストレスがかかると自律神経の乱れを起こしやすく、自律神経が乱れると胃腸に悪い影響が出てしまいます。
大事な仕事や試験、試合の前にお腹が痛くなったり、気持ち悪くなるといった経験をしたことがある人も多いと思います。
血行不良
肩こりだと肩や首の筋肉が硬くなってしまいます。
その硬くなった筋肉が血管をつぶしてしまい、血行不良を起こします。
首、肩で血行不良が起こることで脳や胃腸へいく血行も悪くなってしまい、胃腸の不具合を起こしてしまいます。
浅い呼吸
肩こりがひどい人はたいてい姿勢も悪く猫背になっています。
猫背の状態だと肺が圧迫されてしまいます。
さらに首、肩、背中の筋肉が硬くなってしまうと息を吸おうと思っても硬い筋肉のせいで肺にうまく酸素を取りこみにくくなってしまいます。
肺に酸素が適切にとりこまれないことが気持ち悪さに繋がります。
重い肩こりでおこる症状
重い肩こりで起こる症状は吐き気、気持ち悪さだけではなく、頭痛、めまい、シビレといった症状があります。
吐き気をともなう肩こりの解消法
体操、ストレッチ
吐き気の原因が肩こりの場合、無理のない範囲で首、肩の血流を良くしてあげて首、肩の筋肉をやわらかくしてあげてください。
そのために、肩をまわす、首をやさしく伸ばしてあげるなど動かしたり、伸ばしてあげて下さい。
ぬるめのお風呂に入る
ぬるめのお風呂に入ってリラックスしてあげることも効果的です。
ただ、吐き気が強い場合は無理しないようにして下さい。
また、熱いお湯だと血行が急にあがって吐き気を悪化させてしまう場合がありますので38度ぐらいのぬるめのお風呂に様子をみながら入るようにしましょう。
整体をうける
動けそうであれば整体に行くのが一番オススメです。
吐き気、気持ち悪さのにつながる肩こりは肩こりのなかでも重い状態です。
このようなときは首、肩の筋肉だけでなく全身の筋肉が緊張して硬くなっている場合もあります。
カラダの状態を確認してもらいながら硬い筋肉をゆるめ、血行をよくし、姿勢を良くすることが改善への近道となりますし、再発の予防にもなります。
まとめ
多くの人が抱えている肩こり。
悪化することで日常生活に支障をきたすこともあります。
たかが肩こりとあなどらず、体操、ストレッチ、運動など健康につながる習慣を取りいれるようにしましょう。
自分で対策をしても改善しない場合は東陽町カイロ整体院にお任せ下さい。
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