肩こりは温める?冷やす?症状別に正しい対処法と予防法を解説

肩こりは、日本人の約8割が経験する国民病ともいわれる症状です。

肩こりの原因はさまざまですが、筋肉の緊張や血行不良が主な原因と考えられています。

肩こりには、大きく分けて「急性肩こり」と「慢性肩こり」の2種類があります。

肩こりは慢性肩こりのほうケースとしては多いのですが急性肩こりもあります。

それぞれの対処法は異なりますので、正しく理解しておくことが大切です。

急性肩こりは冷やす

急性肩こりとは、肩こりが急に発生し、痛みが強いものを指します。急性肩こりは、筋肉の炎症が原因で起こることが多いと考えられています。

普段肩こりを全く感じていない人が突然肩こりを感じたり、朝起きたときに急に肩のハリが強く辛い症状を出します。

人によっては寝違いのように首を動かくことができない、といった状態になることもあります。

急性肩こりの対処法は、冷やすことです。冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。

冷やす方法としては、

アイスノンなど冷却パックや、ケーキを買ったときにケーキ屋さんでくれる冷却剤を肩にあてて下さい。

直接あてると皮膚への刺激が強いのでタオルにくるんであててあげるのがオススメです。

家に何もない場合は氷でも大丈夫です。

氷をビニール袋にいれて肩の気になる部分にあてて冷やすようにしましょう。

冷やすことで得られる効果

冷やすことで、以下のような効果が期待できます。

  • 炎症を抑える
  • 血管を収縮させ、出血を抑える
  • 神経の伝達を鈍らせ、痛みを和らげる

冷湿布でもOK

急性肩こりの場合は冷たい湿布を使うのも効果的です。

冷湿布は実際には冷たくしているのではなく、成分によって冷たく感じるだけです。

ただ、湿布には炎症を抑える作用の成分があるので急性肩こりの対処法として効果的です。

慢性肩こりは温める

慢性肩こりとは、肩こりが長引いて、痛みが持続するものを指します。慢性肩こりは、筋肉の緊張や血行不良が原因で起こることが多いと考えられています。

慢性化すると筋肉の緊張が持続して続いてしまい、ほっておいても中々ゆるんでくれません。

慢性肩こりの対処法は、温めることです。

温めることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。

お風呂に入って温める

温める方法として一番オススメなのはお風呂に入ることです。

お風呂に入るのが一番簡単で温めることができます。

慢性の肩こりは筋肉が緊張して血行不良が起こるのですが、慢性の肩こりがある方気になる肩の場所だけではなく、肩周辺の筋肉が広く緊張して硬くなっているケースが多くあります。

お風呂に入ることによって気になる肩の場所だけではなく、肩周辺の筋肉までひろく温めて血行をよくして筋肉をやわらげる効果を期待できます。

お風呂に入る以外の温め方

お風呂に入る以外では直接肩を温めてあげる方法があります。

濡れたタオルを電子レンジであたためてビニール袋にくるんで気になる患部にあててあげて下さい。

他にはドラッグストアなどで売っているあたためてあげるグッズの活用もオススメです。

いくつか種類があるので確認してみて下さい。

温めることで得られる効果

温めることで、以下のような効果が期待できます。

  • 筋肉の緊張をほぐす
  • 血行を促進する
  • 代謝を高める

肩こりは血行が悪くなると硬くなって、血行が良くなるとゆるもうとしてくれます。

肩こりの予防には、姿勢を正すことが大切

そもそも肩こりにならないように予防が大切です。

肩こり予防のためにはまず正しい姿勢を意識しましょう。

猫背や前かがみの姿勢は、肩や首に負担がかかり、肩こりの原因となります。

デスクワークやスマホを見るといったことが続いてしまうと、気づいたら一日のうちかなり長い時間悪い姿勢のままということがあります。

パソコンやスマートフォンの使いすぎは肩こりの原因となりますので、適度に休憩をとるようにしましょう。

肩こり対策にはストレッチ、体操も効果的

肩こりの場合、温めたり、冷やしたりする以外でストレッチや体操もオススメです。

急性肩こりの場合はまず冷やして下さい。

しばらく様子をみて大丈夫そうであれば無理をしない程度にストレッチや体操をするようにして下さい。

急性肩こりの場合、初期は炎症がおきていることによって安静にしてあげてください。

しかし、あまり大事にしすぎてしまっていると、動かさないことによって筋肉が硬くなってしまい、慢性肩こりになってしまう場合や、改善が遅くなってしまうこともあります。

様子をみながら動かすようにして下さい。

慢性肩こりの場合は積極的に動かすようにしましょう。

体操で動かしたり、ストレッチで筋肉を伸ばすことで血行をよくして筋肉をゆるめましょう。

ただし、慢性肩こりで筋肉の緊張がとても強い場合、急に動かしすぎると痛めてしまう場合があるのでやりすぎないようにしましょう。

肩こりにオススメの体操

肩こりの場合はまず肩甲骨をしっかり動かすようにしましょう。

肩甲骨には沢山の筋肉がくっついていて肩甲骨の動きが悪くなることで肩コリの悪化に繋がります。しっかり動かしましょう。

やり方

  1. 両手を肩に置いて下さい。
  2. 両手を肩に置いたまま肩を大きく回します
  3. 意識として肘で大きな円を描くように動かして下さい。
  4. 前まわし5回、後ろ回し5回おこないます。
  5. 1日朝晩2セット。2週間続けましょう。

回数は目安なので特に急性の肩こりの場合は様子をみながら無理のない範囲で行うようにして下さい。

注意点

肩こりの対処法の注意点も最後にお伝えします。

  • 急性肩こりの場合は、冷やしすぎないように注意してください。
  • 慢性肩こりの場合は、温めすぎないように注意してください。
  • 薬を飲む場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

肩こりを感じたら、まずは症状を見極めて、正しい対処法を取りましょう。

また、肩こりの予防のためにも、姿勢を正して、適度な運動やストレッチを普段から心がけることが大切です。